某研究室のHP管理人がぼやくblog


by sukura_shinya
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エコパックカイロの原理

エコパックカイロという面白いカイロを後輩に見せてもらいました

これおもしろい!「エコパックカイロ」
ビニル袋の中に液体(粘性は高そう)と金属板が入っていて、中の金属板をパチッと折り曲げるとその金属板を中心にして結晶化が始まり、カイロが温まるというもの。
湯煎して結晶を溶かすと何度も使えるのですが、この原理が良く分かりません。

液体→固体へと相転移する際に凝固熱を発生するのは分かるのですが、何で金属板を曲げると結晶化が始まるのかさっぱり・・・。後輩曰く金属を曲げることで起電力を発生しているのでは?という事なんですが・・・。
ちなみに、僕は結晶化が金属板を中心として進むので過冷却した物質に刺激を加えると一瞬で固化するのに似ているな、と思ったのですが果たして・・・。


googleで検索した結果、米国PRISM社のヒートパックという商品と同じであることが分かりました。また、問題の中身は食品添加物であるらしいです。


で、さらに調べているとまさに答えの書かれたページが!!
Magical Heat Pack
使い捨てないカイロ

中身は酢酸ナトリウムと精製水。金属板は変形すれば何でも良いようです。
この酢酸ナトリウム水溶液が過冷却状態でも非常に安定な物質であることを利用しているようです。つまり、過冷却状態の酢酸ナトリウム水溶液に刺激を与えて結晶化し、その際に熱を発生しカイロになるという原理。
金属板は刺激を与えるだけなので、刺激さえ与えられれば金属板でなくても良い。
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by sukura_shinya | 2005-01-19 12:23 | 実験