某研究室のHP管理人がぼやくblog


by sukura_shinya
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スライド・デザインにおける「上手と下手」

学会発表でスライドを作ります。昔ならスライド、ちょっと前はOHPで現在はパワーポイントが主流です。スライドの作り方で発表者のプレゼンの資質が問われます。どんなにすばらしい研究内容でも、スライドが目も当てられないような代物ならば、折角の発表も台無しです。

スライド・デザインにおける「上手と下手」という面白いスライドがあったのでご紹介。
というわけで今回は、スライドにおける「上手(かみて)と下手(しもて)」のお話。

日本語はかつては中国と同じ縦書き文化でしたが、明治時代に横書きが入ってきて横書きの方が主流になりつつあります。
しかし、未だに縦書きが健在なので本・雑誌・漫画は右開きが多いです。右開きなので、日本語古来の話の流れは右から左(右上から左下)に進むのが自然です。
横書きの英語では、左開きの本が普通です。漫画も左上から、右下へと進みます。
つまり、時系列に並べる場合、横書きなら左からということです(当たり前ですが)。(スライド3)
縦書きと横書きについては縦書きに詳しく書いてます(読みづらいですけども。)

また、舞台などにおける「上手と下手」に注目すると、日本は上手は右で下手が左ですが、欧州では上手は左側、下手は右側となります。つまり横書きのスライドの場合は重要な図は左側に置き、補足的な図や説明文は右側に配置するのが自然な流れとなります。(スライド6)
この上手と下手の位置の違いが顕著なのはヒーロー対敵を描く場合で、日本ではヒーローを左に配置する場合が多く、欧米では右に配置するようです。(スライド4)
ゲームを例にとると、スーパーマリオブラザーズでは先ずひたすらに左に進むゲーム=時系列は左からで、マリオを左に配置しクッパは右からあらわれると、上手と下手の関係が踏襲されています。スーパーマリオブラザースの考察については、クッパはなぜ溶岩の海に落ちて行くのかというテキストが面白いですね。

ところで、個人的に最悪だと思うスライドは、説明の字の文が長い上にそれを発表中に読み上げるプレゼン。自分で読むなら覚えとけ、あるいは要点だけを説明しろと思います。
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by sukura_shinya | 2005-03-04 11:55 | 日記