某研究室のHP管理人がぼやくblog


by sukura_shinya
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

本を読んでいるのです

図書館から10冊弱ほど本を借りてきて読んでます。
未読了も含めて短い感想と愚痴を書いてみます。

「無限」に魅入られた天才数学者たちはまたしても数学のお話なんですが、西洋やアラブ諸国の宗教観や哲学についても語られていて面白かったです。最近のゲーム、漫画、ファンタジーにもこれら宗教観の影響が見えるので、そちら方面から見ても面白い(例えばセフィロトなど)。

無限にまつわるパラドックスで面白いなと思ったのはヒルベルト・ホテルのお話。
ヒルベルト・ホテルとは無限の部屋があるホテルのこと。ある一人の客がこのヒルベルト・ホテルにやってきたのですが支配人が言うには満室なのでこれ以上とめることは出来ないと言われます。他に泊まるあても無い客は「#1にいる客を#2に、#2の客は#3にと順々に移っていけば、#1が空き部屋になる」という妙案を思いつき、空き部屋を確保するのでした。
そもそも満室だったのに空き部屋が出来る矛盾。客室と部屋の数は同じ筈なのに、空き部屋ができる矛盾・・・とまさにパラドックスだらけなのですが、無限に関してはこれは正しいのだそうな。
無限にまつわるパラドックスでヒルベルトがこの話を良く使ったのでヒルベルト・ホテルといわれるそうです(シュレディンガーの猫みたいなものですね)。
あまり厚くなく、数学に興味の無い人でも面白く読めると思うのでお勧め。


解決!フェルマーの最終定理―現代数論の軌跡
フェルマーの最終定理の証明がどんなものか知るために借りたのですがさっぱりでした。内容は、雑誌の連載を書籍化したもの。証明の軌跡について一応噛み砕いてありますが、それでも尚理解できるものではありませんでした。結局、以前見たドキュメンタリーを追従した感じで流れは分かるもの何をしていたのかは良く分からずじまい。しかし、数学的説明外に著者自体が面白く、数学の捕らえ方が若干変わりました。
まぁ人には薦められませんが。


近代錬金術の歴史
未読了。序論に書かれている用語の意味が分からず、一章は錬金術の歴史について書かれているのですが、延々と歴史でその背景に詳しいわけでもないので飽きました。錬金術については興味があるんで読んでみたんですが、錬金術ではなくてその歴史的背景や当時化学や医術がどのように認識されていたのかが書かれているの少々期待はずれなので、読むのが苦痛です。



「無限」に魅入られた天才数学者たち


解決!フェルマーの最終定理―現代数論の軌跡


近代錬金術の歴史
[PR]
by sukura_shinya | 2005-04-02 15:43 | 日記