某研究室のHP管理人がぼやくblog


by sukura_shinya
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都庁ウンチク(裏取り済み)1

というわけで、樋口さんより教えてもらった都庁ウンチクをご紹介。
先ずは都庁に関して。

そもそも都庁も含め、新宿副都心は淀橋浄水場跡を昭和35年の「新宿副都心計画」に基づき再開発されたのです。ちなみに、この淀橋と言う地名は新宿駅西口に本店があるヨドバシカメラにその名前が残っています。

参考リンク
副都心の廃線跡
都庁があるけど副都心―1:10,000地形図「新宿」、旧1:10,000地形図「四谷」、「中野」―

さて、淀橋浄水場跡だった名残は色々あるのですが、その一つが玉川上水です。この玉川上水は徳川四代将軍家綱の治世の時、江戸が水不足になったため、庄右衛門、清右衛門兄弟が幕府から命じられて羽村より四谷大木戸までの13里(52㎞)の大開削工事を約8ヶ月という短い期間で作られました。
この功績を称え、幕府は庄右衛門、清右衛門兄弟に玉川という姓を与えたのです。
三鷹市にて、太宰治が入水自殺したことでも有名です。
ちなみに、石原都知事が玉川上水を世界遺産にしようとがんばっているそうですが、跡が残っていないので無理でしょうね。

参考リンク
玉川兄弟の像
玉川上水と玉川兄弟
玉川上水今むかし「プロローグ」

b0053166_1634622.jpg

東京オペラシティ右側に見えるまっすぐな道が、玉川上水の名残です。

さらに淀橋浄水場の跡が、新宿中央公園ナイアガラの滝です。この新宿中央公園には雨水貯留浸透施設があり豪雨時の下水道の負担を軽くしたり、緊急用に雨水を貯めています。
また、副都心の中水システムも担っています。

新宿副都心における中水システムは浄水場だったことを生かしたものですが、その他に計画的に開発されたものがあります。その一つが、新宿パークタワーにある東京ガス地域冷暖房です。エアコンの室外機にあたるものが新宿パークタワーの横にあり、都庁の南展望台から見ることができるのですが、その高さがビル18階分で幅が道路4車線程度もある超巨大室外機です。新宿副都心の冷暖房を一手に担っているのですから大きいにも当然かも。そして、この室外機のウンチクこそが樋口さんとの出会いでした。
このように、浄水場跡にまずライフラインを引き、その後道路及び建物を作ったのが今の新宿都庁なのです。実は、ものすごいテクノロジーが詰まっているのです。

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パークタワーの左に小さく見えるのが、超巨大室外機
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by sukura_shinya | 2005-05-06 14:35 | 都庁ウンチク